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ラリーモンゴリア6

いい朝でしたが・・・・
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昨日、イリジウム搭載せずどっかのゲルで一泊された人がおり、出発がたしか11時だったような・・ 今日は600km越えの日なんだが・・・・。
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走り出してすぐに、サイドスタンドのスプリングが外れるトラブル発生。応急処置に時間がかかり、篠塚さんのカミオンバレーに追いつかれてしまった。不吉な予感・・・・・


何本もカレ川を越えた後、ミスコースをしながらも、ゴビハイウェイを(自分の力量の中で)目いっぱい走る!スピードは150km/hを超えた。 でも全開ではない。HP2で全開走行するとここでも200km/hを超えるだろう。
CP後、ナビが難しいといわれていたが、そのとおりミスコース(目撃者曰く「サテンは、砂漠の向こうに消えて行った」とか・・・・)。まったくわからなくなったが、正面からやってきたムッホとDrモンゴルが乗る車の後を付いていき、RCPまで到達することができた。(この車、ケガ人がでたということで急いでおり、GPS走行の上、結構飛ばしてました。なんとか付いていけてよかったー。)
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RCP後、いいペースで飛ばせていましたが、徐々に天気が悪くなり、ぽつぽつと雨が・・・。
でも、「これまでどおり止むだろう。ゴールまで100kmだからSSゴールまで頑張ろう。」とカッパを着ずに走り続けます。しかし山に向かうにつれ、さらに雨がひどくなってきます。轍を走っても、轍以外の草むらを走っても、つるつるの路面なのは変わらず、とうとう下りの途中でスリップ転倒、バイクは来た方向を向いてしまいました。ここで、観念して、カッパを着ます。ジャケットはびしょぬれなので、カッパをジャケットの中に着ることに。 カッパを着ていると、スノジさんが走ってきて・・・・・
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そして近くで転倒。
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またもや叫びながら去っていきました。(叫びたい気持ちもわかる・・。)この時点で19:00頃だったっけな? 
そのあとは、オレ様とほぼ同じペースで寒さに震えながらさらに1時間以上走って、SSのゴールへ。(ゴール手前でもクリークにはまってしまいました(T_T)






ガソリンを入れ、食べ物を少し食べ残りのターマックリエゾン110kmへ向かいます。ゴーグルが昼専用のものなので、伊達めがねで雨粒が目に入るのを防ごうとするものの、しずくで、前が見えにくく、前方からの車のヘッドライト(ずっとアップライト)で、さらに見えにくくなる。
たまに凹みに落ちて突き上げがくるので気が抜けない。結局真っ暗な中、40km/hほどのスピードで進まざるを得なくなり、ゴールするまでに2時間以上かかってしまった。寒さと疲れのため、気持ちが抜けるとあっという間に風邪をひいてしまうのはわかっていたのでとにかく気合を入れて走ったことを覚えている。ゴールしたときは本当に本当にほっとした・・・・。




左から3番目が私、死にそうな顔しているでしょ・・(ノリオ君のHPより)
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追加情報
燃費・HPNタンクについて
ラリー参加前は、燃費とタンク容量の関係がとても気になりましたが、だいたい20km/Lくらいで走れました。HPNタンク(23L)タンク交換で、ラリーモンゴリアは十分に走りきることができそうです。
ただ、HPNタンクで使用されているホースの取り回しを工夫しないと、フレームに干渉してホースに傷が入るので注意が必要です。私の場合500km程度の事前走行で傷が入っていたので、ホース自体を交換、取り回しもかえてもらいました。そのおかげか今回のラリーでは問題なかったです。
 また、タンク自体を、そのまま交換するとオイルホースが曲がってしまう部分もあるので、とりつけには多少の加工が必要です。
# by satengs | 2009-11-03 12:51 | RMG

全日本トライアル中部大会

愛知県岡崎市で行われた全日本トライアル中部大会に見に行ってきました。
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もんのすごい テクニックなのですが、みんな当たり前のようにやるので、逆に自分にでもできるのではないかと錯覚してしまいます・・・・・ できる訳無いのですが~。

錯覚した頭でも、「絶対にやりたくない!」と思うセクションも多数。
世の中楽な仕事は無いな~と思います。

ブラックマークの付いた岩、通常でも超えるの簡単ではないですが、
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この岩から見下ろした画。 こんな高いところにあります。ヘタに落ちたら大怪我間違いなし!・・・
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マインダーも協力してバイクが落ちるのを防ぎます。
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この壁のぼりのセクションはお客さんも多く盛り上がっていました。登れるんですね。
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# by satengs | 2009-10-12 10:29 | トライアル

ラリーモンゴリア5

いい朝でした。
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いつものブリーフィング。
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今日は、標高3000mのスガワラ峠へ向かいます。


さっそくルートロスト。 ちょっと自分のナビケーション能力にがっくりします・・・ここはどこだー。
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まるで羊の群れような岩の群れを縫って走り、壊れそうな橋を超え、赤いジムニーに前をふさがれ・・・・
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スガワラ峠に到着しました!
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すると、もう一台のジムニーが・・・
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おー。菅原さんだー。スガワラ峠での菅原さんだー。
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スガワラ峠の菅原さんに挨拶すると、「はい、そこ立って。写真撮ってあげるからー。違う違う、バイクと一緒にだよ~」と、私のカメラで写真を撮ってくれました。
スガワラ峠で、菅原さんに撮ってもらった写真。 いいでしょ~
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ちなみに手に持っているのは、菅原さんから戴いた(交換した・・)ゴーグルです。
菅原さんづくめで、うれしそうでしょ。



峠からは、激下りをへてその後、小さい川をいくつか越えて、SS-1が終了。



リエゾン中。ゲル群を見下ろす。
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SS-2スタート。
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SS中ですが、昼食をとるのを忘れていて、景色のいいところで止まって食事とりました。
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ちょっといくと、こういう風景が・・・
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このSS-2でも分岐を間違えてミスコースしましたが、なんとか明るいうちに到着しました。
夕飯、いっぱい!うまかったです!
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追加情報

コマ図・考
私もTBI等のコマ図と実際のルートがどういうものかは慣れていますが、モンゴルの実際のピストがどういうものか情報はあまりありませんでした。W林さんのブログを見たり、実際のモンゴルのコマ図をもらって見ても、逆に「?」となったり・・・。特に気になったのが「!!!」マーク。危険のレベルがわからない!? 
簡単ですが、ここでちょっとだけ紹介します。


こういうコマ図の場合は、
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適当な写真が無くて申し訳ありませんが、このくらいの深さの溝の横断と考えてください。
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なお「!」がついていたら、先ほどの溝がもう少しだけ深くなっていると考えてください。
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あまり無責任なことを言うつもりはありませんが、「!」の場合は、通過するのに大いに減速するような箇所はありませんでした。(まったく「!」が付いていなくてより危ないところも確かにありましたが・・・)




「!!」この場合は、
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恐縮ですがSSERのYEARBOOK09からもってきた画像です。このくらいか、もう少し深い溝になっていると考えていいと思います(Y社長もそう言っていました)。
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「!!!」この場合・・
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カレ川は・・
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とあるところから持ってきて恐縮ですが、○印が「!!!」 矢印がカレ川 です。
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この写真のカレ川は最小のカレ川ですが、もっと大きなものもあります。カレ川の底には川砂のようなものが堆積しており、走りにくいです。

!!!は、もう少しクラックが大きく成長していたほうが「!!!」らしいかもしれません。
でも「!!!」部分のルートは、あまりにも危なすぎて、ピストが大きく迂回していることが多く、普通に走っていて、「!!!」部分に飛び込んでしまうなんてことは今回のコースでは、まずありませんでした。



やはり一番あぶないのは「!!」。実際に「!!」な部分を通過することが多く、確実に減速しないと飛ばされてしまう可能性が高いです。



なお、以上はあくまで本人の感想であり、モンゴルの道が確実にそうであると保障するものでありません。(^_^;)




パンク

これまで、過去の参加者からパンクの大変さを聞いていたので、パンクへの準備はそれなりにしておりました。

フロント ウルトラヘビーチューブ(チューブだけで1.5kgくらいある)
リア   ヘビーチューブ

リアテールバッグ内にはノーマルチューブを前後用、持って走りました。パンクをしたらノーマルチューブに替え、さらにノーマルチューブがパンクしたらパッチで対応しようという考えでした。

チューブの予備も多めに準備(予備タイヤ内に入れたり、ダッフルバッグ内のもの)
フロントウルトラヘビー3
リアヘビー3
ノーマルフロント3
ノーマルリア3

そして・・・1回もパンクせず! 今回他のエントラントも数名ほどしかパンクはしていないようでした。
 
結局おもたいだけ・・・でした!
10年分のチューブどーしよー。
# by satengs | 2009-10-03 12:32 | RMG

ラリーモンゴリア4

本日はソクトオボーからアルベイヘールへまで。ゴビを横断して、一気に北上します。

居心地がよかったソクトオボーを離れます。
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ほとんどの人が迷わなかったという村で、違う方向に行ってしまい、数キロGPS走行してオンコースに戻れました。ほっとして1枚撮りました。
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向こうでは雨が降っている模様。
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RCPにて、給油。1時間の休憩です。
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4日目、途中ミスコースもしましたが、無難に走りきりました。

ビバーク地が見えて、自然にアクセルが開きます。
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本日のビバーク地。
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追加情報
今回、4日目に1回だけオイル交換をしました。DeloGold とかいうブランドのもの。半合成オイルでした。粘度は・・・一般的なものでした。もちろん特に問題はナシ。

HP2スポークについて、
HP2(BMW)のスポークホイールは、チューブレス仕様になっているので、クロススポークというリムの端にスポークの端がくるような仕様になっています。それゆえ、構造的に?スポークが緩みやすくなっています。(スポーク締め部分は、ゆるみ止めに、2重ロック構造になっているのですが。)
私のHP2も、やはりスポークは緩みました。ほぼ毎日ビバークにて、締めることとなりました。 緩みやすく締めにくいので、スポークが緩みにくい通常のホイールに変えた方がいいのかもしれません。

シート。
ノーマルのシートをそのまま使用。厚みがあって座り心地はいいのですが、ずーっと座りっぱなしだと、国内の高速道路でも、私はお尻が気になります。
モンゴルでは、スタンディングの割合が高かったせいか、お尻の痛みはほとんどありませんでした。
# by satengs | 2009-09-27 22:46 | RMG

ラリーモンゴリア3

朝、起きるとテントも張らずに、誰か寝てました・・・(まあ、荷物着いたのは、AM3:00でしたから)
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今年もレンジャーは参加。一緒に走ります!(初日に抜かれたっきり、一緒に走ってませんが・・・・)
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本日は200kmちょっとのループ。大きく南下するので、塩分と水分は十分にとるように注意をうける。きびしいサンドのルートが予想される。

しかし、5kmちょっとで現れたルートは・・・
超 湿地帯! 前進不可能なつるつるのマディの中でこけたときは、リタイヤを覚悟しましたが、なんとか水の溜まっている深い轍の中を伝って脱出!
本当に出られてよかったー。
湿地帯を出たところで、振り返って1枚。
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でもこの写真では、湿地帯の厳しさが伝わらないので、スノジさんからいただいた写真を・・。






























!!!
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!!! 決して陶器ではありませんよ!
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湿地帯を抜けると、乾燥地帯へ。
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ラクダもいました(飼いラクダか?!)
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一部ナビが難しいところもありましたが、この日だけは、あまり迷わずゴールすることが出来ました。

メカニックのうなぎさん。泥落としが大変だったようです。スイマセン。
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豪快に、カレー。
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キトーさんのHP2 いろいろ“工夫”が ほどこしてあります。
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3日目の夜は更けていきます。
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追加情報
リアにはトレックバッグLをつけていきました。うなぎさんのアドバイスどおり、荷締めゴムひもで(ほんとはゴムベルトがいいのですが・・)もうひとくくりリアバッグをしばりました。 切れないサブベルトで縛るよりも収縮性がよいゴムの方が、緩まずいいとのことでした。(リアバッグも今回のつけ方で、最後まで問題ありませんでした!)


HP2補強部分。
HP2をラリーで使おうとすると、リアキャリアを支えている部分と、リアフレームの接続部分が破断してしまうという弱点がある。今回は、その部分を肉盛り溶接して参加した。また、フロントライトステーをマップケースのステーにすると激しいダート走行で曲がっている部分から折れてしまうということが他のバイクで続出?したため、矢印の部分のパイプ上部を肉盛り溶接して対応した(写真は肉盛り前)。
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リアキャリアは、荷物を積む場所を変えたこと、フロントステーに関しては肉盛り溶接が効いたのか、ゆっくり走行が効いたのか? どこかが折れるということはありませんでした。
# by satengs | 2009-09-19 01:45 | RMG